プロジェクト概要
概要
ユネスコチェアは、高等教育機関がユネスコと連携して複雑化する現代社会の諸課題に取り組むプロジェクトです。上智大学のチェアは、人間の尊厳を軸に、平和と持続可能な社会を実現するための教育と研究を推進することを目的に2024年2月に発足しました。
活動体制と活動の柱
3つの国際機関(国連大学サスティナビリティ高等研究所、アジア太平洋国際理解教育センター、アジア欧州財団)と5つの大学(ボストンカレッジ、ハベリアナ大学(ボゴタ)、アテネオ・デ・マニラ大学、国際イスラーム大学、エジプト日本科学技術大学)と連携し、以下の5つの学術研究交流活動を展開します。
- (1) ユネスコの活動を土台とし、特に「平和、人権、サスティナビリティ」を軸に2023年に改訂されたユネスコ勧告」に焦点をあて、人間の尊厳、平和、持続可能性に関する教育と研究を推進する。
- (2) 南北および南南協力のために、大学および関係機関を通じて、対話と交流の機会を組織することにより、ネットワーキングと協力を促進する。
- (3) 包括的で持続可能な積極的平和を達成するための取り組みに焦点を当てた比較教育および国際教育に関する共同研究を推進する。
- (4) 持続可能な開発のための教育(ESD)およびグローバル・シチズンシップ教育に関する活動を通じて、国際教育の教育者および実践者の教育経験と優れた実践に関する知識の共有を促進する。
- (5) 関連プログラムや活動について、ユネスコ、他のユネスコチェア、UNITWIN ネットワークと緊密に協力する。